【重要】JVN iPedia / MyJVN 機能拡張に関するお知らせ(事前告知)
本ページに掲載の情報につきましては、更新があり次第、随時こちらを通じて最新情報を発信いたします。JVN iPedia / MyJVN では、機能の追加や拡張した新しいシステム(以降、「新システム」)を2026年4月以降にサービスを開始する予定です。予定される新しい機能や拡張内容の概要と留意事項について事前にご案内します
■新システムへの移行に伴うメンテンナンス期間について
新システムへの移行期間中は、JVN iPedia / MyJVN の全てのシステム、サービスを停止します。JVN iPedia / MyJVN の全てのサービスはご利用いただけません。ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解いただけますようお願いします。
メンテンナス期間について
現在、日程を調整中です。確定次第、本ページにてご案内します。(システムの停止期間は、土日祝を含む最大約5日間程度を予定しています。)■新しく実装する機能や拡張する機能について(予定)
JVN iPedia
JVN iPediaでは、検索機能の追加など機能を拡充します。
- CVSSスコア拡張出力
- CVSSv4に対応します。
- 複数のCVSSスコアや異なるバージョンのCVSSスコアを掲載します。
- 検索機能の機能追加
- CVSSv4に対応します。
- 検索キーワードにJVN iPediaに登録しているベンダ名もしくは製品名を指定できます。
- ベンダ名/製品名検索に製品バージョンの指定が出来るようになり、製品バージョンを指定した脆弱性対策情報の検索が行えます。
JVN iPediaに関する補足情報
- CVSSv4対応は、新システムの運用開始後にJVN iPediaへ新しく登録される情報が対象となります。
- JVN iPediaが取り扱う一次情報により影響受けるシステムの対象となる製品やそのバージョン、CVSSスコアなどが掲載されない場合があります。
- 製品バージョンの検索が行える脆弱性対策情報は2026年以降にJVN iPediaに登録される情報です。
MyJVN API
従来のMyJVN API(HND)から、機能が拡張されるMyJVN API(OKA) を公開します。また、MyJVN API(ITM)の一部のAPIはMyJVN API(HND)へ統合します。
MyJVN API(HND)
MyJVN API(3.1,HND)は引き続き利用できます。
- MyJVN API (ITM)との機能統合
- MyJVN API (ITM) getStatistics は、MyJVN API (HND) と統合し、深刻度(CVSSv2、CVSSv3)に対応します。
MyJVN API(OKA)
- MyJVN API(OKA)は、MyJVN API(HND)から機能を拡張したAPIです。
- MyJVN API(OKA) 一覧
- 注意警戒情報一覧の取得 - getAlertList
- ベンダ一覧の取得 - getVendorList
- 製品一覧の取得 - getProductList
- 脆弱性対策概要情報一覧の取得 - getVulnOverviewList
- 脆弱性対策詳細情報の取得 - getVulnDetailInfo
- 脆弱性対策情報統計データの取得 - getStatistics
- 応答値のフォーマット形式にJSON形式を採用します。
- CVSSv4に対応します。
- フィルタ条件に製品バージョンの指定が行えます。
- 新しい製品識別子に対応
- 製品識別子CPE識別子はバージョン2.3を使用します。
- 新しい製品識別子JVNPIDを採用します。
- 製品識別子JVNPIDは、JVN iPediaが割当てを行う製品識別子でCPE識別子など多様な製品識別子を包含する識別子として使用されます。
- MyJVN APIの応答値の製品識別子は新しい製品識別子JVNPIDを使用します。
MyJVN APIに関する補足情報
- CVSSv4対応は、新システムの運用開始後にJVN iPediaへ新しく登録される情報が対象となります。
- JVN iPediaが取り扱う一次情報によっては影響受ける製品やそのバージョンが応答値に含まれない場合があります。
- 製品バージョンの指定が行える脆弱性対策情報は2026年以降にJVN iPediaに登録される情報です。
- MyJVN API(OKA)の公開後以降に、新しいMyJVN APIのバージョンがリリースされる場合は、MyJVN API(OKA)の直前バージョンのMyJVN API(HND)はサービスを終了する予定です。
- MyJVN API(OKA)の引数や応答値などの仕様詳細は、新システムの公開サイトで案内します。
データフィード
従来のXML形式のデータフィード(HND)に加え、新しくJSON形式のデータフィード(OKA)を公開します。
データフィード(HND)
XML形式のデータフィード(HND)について以下ご留意ください。
- 製品一覧、ベンダ一覧のデータフィードについて
- 毎月、データフィードを追加しており、過去一年分のデータフィードを公開しています。新システムの公開後の1年間は、過去一年分のデータフィードは公開しません。
データフィード(OKA)
- JSON形式を採用します。(JVNDBRSS、脆弱性対策情報詳細、ベンダ一覧、製品情報)
- CVSSv4に対応します。
- 新しい製品識別子に対応
- 製品識別子CPE識別子はバージョン2.3を使用します。
- 新しい製品識別子JVNPIDを採用します。
- 製品識別子JVNPIDは、JVN iPediaが割当てを行う製品識別子でCPE識別子など多様な製品識別子を包含する識別子として使用されます。
- データフィードの製品識別子は新しい製品識別子JVNPIDを使用します。
データフィードに関する補足情報
- JVN iPediaが取り扱う一次情報によっては影響受ける製品やそのバージョンがデータフィードに含まれない場合があります。
- データフィード(OKA)の公開後以降に、新しいデータフィードのバージョンがリリースされた場合は、データフィード(OKA)の直前バージョンのデータフィード(HND)のサービスを終了する予定です。
- データフィードの仕様詳細は、新システムの公開サイトで案内します。
脆弱性対策情報収集ツール(mjcheck5)
mjcheck4の後継ソフトウェアとしてmjcheck5を公開します。mjcheck5の公開に伴い、従来のmjcheck4のサポートを終了します。mjcheck5への移行をお願いします。
- ダッシュボード機能の追加
- 登録グループ毎に集計したCVSS深刻度の累計や月毎の深刻度などを集計の他、IPA重要なセキュリティなどのセキュリティ対策情報を表示する機能が追加されます。
- MyJVN API使用ガイドの追加
- MyJVN APIを使用するガイド機能として、専用の画面からMyJVN APIの引数を指定した動作の確認が行えます。
- 新しい製品識別子JVNPIDを採用し、CPE識別子以外のSBOMに対応します。
mjcheck5に関する補足事項
- 新しい製品識別子JVNPIDは、JVN iPediaがユニークなIDとして割当てを行う製品識別子です。SBOMの対応を鑑みた新しい製品識別子として使用します。
mjcheck4からのデータ移行について
mjcheck4からmjcheck5に移行できるデータはグループの設定で選択した収集対象の製品リストのみとなります。
- mjcheck4で登録したグループの設定で生成できるSBOMファイルをmjcheck5のグループ設定でインポートします。
- SBOMファイルをインポートすることで、収集対象の製品リストを登録することができます。
- SBOMファイルを介したデータ移行は、グループ毎に行う必要があります。
- システムメンテナンス中は、mjcheck4そしてmjchekc5は、正しく動作しません。事前にデータ移行の準備を行う場合は、システム稼働中にmjcheck4からSBOMファイルをエクスポートしてください。
CVSSv4 計算機ソフトウェア
CVSSv4に対応した計算機を公開します。
サイトへのアクセスについて
単一時間内における大量かつ過剰と判断したMyJVN APIの使用やクローリング、スクレイピングなどJVN iPediaサイトへのアクセスについてレート制限を設けます。レート制限の条件について公表は差し控えます。
セキュリティ対策の増強について
ウェブサイトを狙った攻撃が年々増加傾向にあります。JVN iPedia サイトでは更なるセキュリティ対策の向上を図ります。
■関連リンク
■新しいシステムに関するご質問やお問合せについて
新システムで実装される機能や詳細な仕様につきましては、新システム上にてご案内いたします。
そのため、仕様を含め本件に関するご質問やお問い合わせをいただいた際にも、内容によってはご回答いたしかねる場合がございます。 何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます
JVN iPedia / MyJVN お問い合せ窓口
宛先:
更新履歴
2025年12月1日 掲載.

