【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2026-000090

Fluentdにおける複数の脆弱性

概要

Fluentd Projectが提供するFluentdには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • ${tag} Placeholderにおけるパストラバーサル(CWE-22)- CVE-2026-44024
  • Monitor Agent APIにおける重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306)- CVE-2026-44025
  • in_httpおよびin_forwardにおける高圧縮データの不適切な処理(CWE-409)- CVE-2026-44160
  • out_httpにおけるサーバサイドリクエストフォージェリ(CWE-918)- CVE-2026-44161
  • in_s3における高圧縮データの不適切な処理(CWE-409)- CVE-2026-44162
  • in_opentelemetryにおける高圧縮データの不適切な処理(CWE-409)- CVE-2026-44163

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 9.3 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-44024の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5(重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : 高
  • 完全性への影響 : なし
  • 可用性への影響 : なし
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.7 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): なし
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-44025の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5(重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : なし
  • 完全性への影響 : なし
  • 可用性への影響 : 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.7 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): なし
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-44160の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2(重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更あり
  • 機密性への影響 : 低
  • 完全性への影響 : なし
  • 可用性への影響 : 低
CVSS v4 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): なし
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): なし
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): 低
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): 低
※上記は、CVE-2026-44161の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 2.7(注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 高
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : なし
  • 完全性への影響 : なし
  • 可用性への影響 : 低
CVSS v4 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 高
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): なし
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): 低
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-44162の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3(警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : なし
  • 完全性への影響 : なし
  • 可用性への影響 : 低
CVSS v4 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): なし
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): 低
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-44163の評価になります。
影響を受けるシステム


Fluentd Project
  • fluent-plugin-opentelemetry 0.5.3より前のバージョン
  • fluent-plugin-s3 1.8.5より前のバージョン
  • Fluentd v1.19.3より前のバージョン

なお、Fluentdを同梱する次の製品も本脆弱性の影響を受けます。
  • fluent-package LTS版 v6.0.3およびそれ以前
  • fluent-package 通常版 v6.0.0
  • fluent-package LTS版 v5.0.9およびそれ以前
  • fluent-package 通常版 v5.2.0およびそれ以前
想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、遠隔の攻撃者によって次のような影響を受ける可能性があります。
  • 管理者権限を有するプロセスで任意のシステム領域のファイルを書き換えられる(CVE-2026-44024)
  • 設定ファイルに含まれる機微な情報をAPI経由で読み取られる(CVE-2026-44025)
  • 細工されたリクエストを送信された場合、サービス運用妨害(DoS)状態を引き起こされる(CVE-2026-44160)
  • 細工されたデータを処理した場合、サービス運用妨害(DoS)状態を引き起こされる(CVE-2026-44162、CVE-2026-44163)
  • 許可されていないサーバにリクエストを転送されたり、サービス運用妨害(DoS)状態を引き起こされたりする(CVE-2026-44161)
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新バージョンにアップデートしてください。

[ワークアラウンドを実施する]
開発者はアップデートを適用するまでの間、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。
ベンダ情報

Fluentd Project 株式会社クリアコード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
  2. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44024
  2. CVE-2026-44025
  3. CVE-2026-44160
  4. CVE-2026-44161
  5. CVE-2026-44162
  6. CVE-2026-44163
参考情報

  1. JVN : JVN#36011274
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載