【活用ガイド】

JVNDB-2026-021490

Doclingにおける複数の脆弱性

概要

Doclingは、多様なフォーマットを解析し、生成AIエコシステムとの統合を提供することで、ドキュメント処理を簡素化します。FInのバージョン2.82.0以上、2.91.0未満において、HTMLバックエンドが明示的にレンダリング用に設定されていた場合(レンダリングオプションはデフォルトで無効です)、Playwrightを使用したレンダリング機能により、信頼されていないHTMLドキュメントの処理時にJavaScriptの実行や無制限のネットワークアクセスが許可される可能性がありました。攻撃者は悪意のあるHTMLを作成し、レンダリングコンテキスト内で任意のJavaScriptを実行したり、内部サービスへの不正なネットワークリクエストを行ったりすることで、SSRF攻撃やデータ流出、さらにレンダリング環境でのリモートコード実行を引き起こす可能性があります。この脆弱性はバージョン2.91.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


Docling
  • Docling 2.82.0 以上 2.91.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. サーバサイドのリクエストフォージェリ(CWE-918) [その他]
  2. コード・インジェクション(CWE-94) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44016
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-44016
  2. 関連文書 : Release v2.91.0  docling-project/docling  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載