【活用ガイド】

JVNDB-2026-015153

gitpython projectのgitpythonにおけるコードインジェクションの脆弱性

概要

GitPythonはGitリポジトリと対話するためのPythonライブラリです。バージョン3.1.49以前では、GitConfigParser.set_value()が改行を検証せずにPythonのconfigparserに値を渡していました。GitPython独自の_write()は埋め込み改行をインデント付きの継続行(例:\nが\n\tに)に変換しますが、Gitはインデント付きの[core]スタンザをセクションヘッダーとして認識します。そのため、注入されたcore.hooksPathが有効な設定となってしまいます。これにより、フックを呼び出すGitの操作(コミット、マージ、チェックアウト)は攻撃者が制御するパスのスクリプトを実行します。この問題はバージョン3.1.49で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


gitpython project
  • gitpython 3.1.49 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44244
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-44244
  2. 関連文書 : Release 3.1.49 - Security  gitpython-developers/GitPython  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月13日]
      掲載