【活用ガイド】

JVNDB-2026-010233

Roo Codeにおけるコードインジェクションの脆弱性

概要

Roo Codeのコマンド自動承認モジュールには重大なOSコマンドインジェクションの脆弱性があり、そのホワイトリストによるセキュリティ機構を完全に無効化します。システムはコマンド構造を解析するために脆弱な正規表現に依存しており、危険な操作を検知しようとしますが、標準的なシェルコマンド置換(具体的には$(...)やバッククォート)を考慮できていません。攻撃者はgit log --grep="$(malicious_command)"のようなコマンドを構築でき、Syntxはこれを安全なgit操作と誤認して自動的に承認してしまいます。基盤となるシェルは引数内に注入された悪意のあるコードを優先して実行し、ユーザーの操作なしにリモートコード実行が発生します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Roo Code
  • Roo Code 3.46.1 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-30307
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-30307
  2. 関連文書 : Roo Code  The AI dev team that gets things done
更新履歴

  • [2026年04月08日]
      掲載