【活用ガイド】

JVNDB-2026-006299

NLTKにおけるコードインジェクションの脆弱性

概要

nltkのNLTKダウンローダーコンポーネントに重大な脆弱性が存在し、すべてのバージョンに影響を及ぼします。nltk/downloader.py内の_unzip_iter関数は、パスの検証やセキュリティチェックを行わずにzipfile.extractall()を使用しています。これにより、攻撃者は悪意のあるzipパッケージを作成し、NLTKがそれをダウンロードして展開すると任意のコードを実行させることが可能になります。この脆弱性は、NLTKがすべてのダウンロードされたパッケージを信頼して検証なしで展開することに起因します。悪意のあるパッケージに__init__.pyなどのPythonファイルが含まれている場合、それらのファイルはインポート時に自動的に実行され、リモートコード実行を引き起こします。この問題により、ファイルシステムアクセス、ネットワークアクセス、および持続的な攻撃手法を含むシステム全体の完全な侵害が発生する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 10.0 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


NLTK
  • NLTK 3.9.3 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

huntr
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-14009
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-14009
更新履歴

  • [2026年03月09日]
      掲載