【活用ガイド】

JVNDB-2026-002368

vLLMにおけるコードインジェクションの脆弱性

概要

vLLMは大規模言語モデル(LLM)の推論およびサービングエンジンです。バージョン0.10.1から0.14.0未満の間、vLLMはモデル解決時にHugging Faceの`auto_map`動的モジュールを`trust_remote_code`の検証なしで読み込みます。これにより、攻撃者が制御するPythonコードがモデルリポジトリやパス内に存在すると、サーバ起動時にそのコードが実行されてしまいます。モデルリポジトリやパス(ローカルディレクトリまたはリモートのHugging Faceリポジトリ)に影響を及ぼせる攻撃者は、モデルロード時にvLLMホスト上で任意のコードを実行できます。この問題はリクエスト処理の前に発生し、APIアクセスを必要としません。バージョン0.14.0でこの問題は修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


vLLM
  • vLLM 0.10.1 以上 0.14.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-22807
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-22807
  2. 関連文書 : [Model] Handle `trust_remote_code` for transformers backend by DarkLight1337  Pull Request #32194  vllm-project/vllm  GitHub
  3. 関連文書 : Release v0.14.0  vllm-project/vllm  GitHub
  4. 関連文書 : [Model] Handle `trust_remote_code` for transformers backend (#32194)  vllm-project/vllm@78d13ea  GitHub
更新履歴

  • [2026年02月02日]
      掲載