【活用ガイド】

JVNDB-2025-026258

anyscaleのrayにおける複数の脆弱性

概要

RayはAI計算エンジンです。バージョン2.52.0以前において、Rayを開発ツールとして使用している開発者は、FirefoxおよびSafariを介して悪用可能な重大なリモートコード実行(RCE)脆弱性の影響を受ける可能性があります。この脆弱性は、ブラウザベースの攻撃に対する防御が不十分であることに起因しており、現行の防御はUser-Agentヘッダーの文字列が「Mozilla」で始まるかどうかを基準としています。しかし、fetch仕様によりUser-Agentヘッダーは変更可能であるため、この防御は不十分です。さらに、ブラウザに対するDNSリバインディング攻撃と組み合わさることで、悪意のあるウェブサイトを誤って訪問したり、悪意のある広告(マルバタイジング)を受け取った開発者に対して、この脆弱性が悪用される可能性があります。この問題はバージョン2.52.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


anyscale
  • ray 2.52.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BitSight Technologies, Inc. GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [その他]
  2. コード・インジェクション(CWE-94) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-62593
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-62593
  2. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2025-62593
  3. 関連文書 : Add denial of fetch headers (#58553)  ray-project/ray@70e7c72  GitHub
更新履歴

  • [2026年08月19日]
      掲載