【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-000014

a-blog cms における複数の脆弱性

概要

有限会社アップルップルが提供する a-blog cms には、次の複数の脆弱性が存在します。
・クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-24374
・クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-23916
・テンプレートインジェクション (CWE-1336) - CVE-2022-23810
・認証回避 (CWE-291) - CVE-2022-21142

CVE-2022-24374
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 岩間 湧 氏

CVE-2022-23916
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山根将司 氏

CVE-2022-23810、CVE-2022-21142
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社STNet 森山響 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.6 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2022-21142の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-24374の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-23916の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-23810の評価になります。
影響を受けるシステム


有限会社アップルップル
  • a-blog cms Ver.3.0.1 より前のバージョン (Ver.3.0.x系) (CVE-2022-24374, CVE-2022-23916, CVE-2022-23810)
  • a-blog cms Ver.2.11.42 より前のバージョン (Ver.2.11.x系) (CVE-2022-24374, CVE-2022-23916, CVE-2022-23810)
  • a-blog cms Ver.2.11.41 より前のバージョン (Ver.2.11.x系) (CVE-2022-21142)
  • a-blog cms Ver.2.10.44 より前のバージョン (Ver.2.10.x系) (CVE-2022-24374, CVE-2022-23916, CVE-2022-23810)
  • a-blog cms Ver.2.10.43 より前のバージョン (Ver.2.10.x系) (CVE-2022-21142)
  • a-blog cms Ver.2.9.40 より前のバージョン (Ver.2.9.x系) (CVE-2022-24374, CVE-2022-23916, CVE-2022-23810)
  • a-blog cms Ver.2.9.39 より前のバージョン (Ver.2.9.x系) (CVE-2022-21142)
  • a-blog cms Ver.2.8.75 より前のバージョン (Ver.2.8.x系) (CVE-2022-24374, CVE-2022-23916, CVE-2022-23810)
  • a-blog cms Ver.2.8.74 より前のバージョン (Ver.2.8.x系) (CVE-2022-21142)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品にログインした状態のユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-24374
・当該製品の管理者のウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-23916
・遠隔のユーザによって、サーバ上の任意のファイルを窃取される - CVE-2022-23810
・遠隔の第三者によって、特定の条件下において認証を回避される - CVE-2022-21142
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

有限会社アップルップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
  2. コード・インジェクション(CWE-94) [IPA評価]
  3. 不適切な認証(CWE-287) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-24374
  2. CVE-2022-23916
  3. CVE-2022-23810
  4. CVE-2022-21142
参考情報

  1. JVN : JVN#14706307
更新履歴

  • [2022年02月18日]
      掲載