【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000247

BlueZ 付属のユーティリティにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

BlueZ は Linux 向けの Bluetooth プロトコルスタックです。BlueZ 付属のユーティリティには、parse_line() 関数の処理に起因する、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社サイバーディフェンス研究所 松隈 大樹 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.5 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BlueZ Project
  • BlueZ 5.41 およびそれ以前

想定される影響

当該製品にアクセス可能な第三者によって、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

BlueZ Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7837
参考情報

  1. JVN : JVN#38755305
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7837
更新履歴

  • [2016年12月22日]
      掲載
    [2017年11月27日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-7837) を追加