【活用ガイド】

JVNDB-2014-005721

IBM Java Runtime Environment における任意のコードを実行される脆弱性

概要

IBM Java Runtime Environment (JRE) には、共有クラスのキャッシュに関する処理に不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • Java 7 R1 以上 7 SR2 (7.1.2.0) 未満
  • Java 5 SR16 FP8 (5.0.16.8) 未満
  • Java 7 SR8 (7.0.8.0) 未満
  • Java 6 R1 以上 SR8 FP2 (6.1.8.2) 未満
  • Java 6 SR16 FP2 (6.0.16.2) 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3065
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3065
更新履歴

  • [2014年12月03日]
      掲載
    [2014年12月17日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1876) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1877) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1880) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1881) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1882) を追加
    [2015年05月25日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0264) を追加