【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000099

Advance-Flow における SQL インジェクションの脆弱性

概要

株式会社OSK が提供する Advance-Flow には、入力されたデータの処理に問題があり、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ビジネス・アーキテクツ 太田 良典 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


株式会社OSK
  • Advance-Flow 4.41 およびそれ以前
  • Advance-Flow フォーム集 Ver 4.41 およびそれ以前

想定される影響

当該製品のユーザによって、データベースの内容が改ざんされたり、データが漏えいしたりする可能性があります。
対策

[Advance-Flow を使用しない]
開発者によると、Advance-Flow のサポートは終了しているため、Advance-Flow の使用を停止してください。
なお、後継製品である eValue NS は、本脆弱性の影響を受けないとのことです。
ベンダ情報

株式会社OSK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3906
参考情報

  1. JVN : JVN#20812625
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3906
更新履歴

  • [2014年08月19日]
      掲載
    [2014年08月20日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-3906) を追加