【活用ガイド】

JVNDB-2012-002213

Cisco Adaptive Security Appliances 5500 series デバイスにおける CRLF インジェクションの脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliances (ASA) 5500 series デバイスのソフトウェア内の /+CSCOE+/logon.html には、CRLF インジェクションの脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCth63101 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.0 から 8.4
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 シリーズ

想定される影響

第三者により、任意の HTTP ヘッダを挿入される、または HTTP レスポンス分割攻撃を誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
  2. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3285
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3285
更新履歴

  • [2012年05月08日]
      掲載