【活用ガイド】

JVNDB-2009-001977

Mozilla Firefox におけるクローム特権で任意の JavaScript を実行される脆弱性

概要

Mozilla Firefox の nsDocument::SetScriptGlobalObject 関数には、特定のアドオンが動作している場合に Link: HTTP ヘッダーを適切に処理しないため、クローム特権で任意の JavaScript を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 3.5.2 未満

想定される影響

巧妙に細工された Web ページにより、クローム特権で任意の JavaScript を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA 2009-46
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA 2009-46
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2665
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2665
  2. Secunia Advisory : SA36001
  3. SecurityFocus : 35928
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2142
更新履歴

  • [2009年09月08日]
      掲載