【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-001959

JBoss RichFaces において任意の Java コードが実行される脆弱性

概要

JBoss RichFaces には、任意の Java コードが実行される脆弱性が存在します。

JBoss RichFaces は、JavaServer Faces (JSF) 向けに Ajax 機能を持つコンポーネントを提供するライブラリです。JBoss RichFaces には do パラメータの処理に起因する、任意の Java コードが実行される脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 寺田 健 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • JBoss RichFaces 4.5.4 より前のバージョン

想定される影響

細工された入力を処理することで、サーバ上で任意の Java コードを実行される可能性があります。
対策

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開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0279
参考情報

  1. JVN : JVN#56297719
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0279
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : 「JBoss RichFaces」において任意の Java コードが実行される脆弱性対策について(JVN#56297719)
更新履歴

  • [2015年03月30日]
      掲載
    [2015年04月14日]
      JVN#56297719 にあわせ、タイトル、概要、CVSSによる深刻度、影響を受けるシステム、想定される影響、対策、参考情報、CWE を更新