【活用ガイド】

JVNDB-2017-002993

Cloud Foundry Foundation BOSH Azure CPI における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Cloud Foundry Foundation BOSH Azure CPI には、ディレクタによって作成された VM 上で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、別名 "CPI code インジェクションの脆弱性" と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Cloud Foundry Foundation
  • BOSH Azure CPI 22

想定される影響

巧妙に細工された悪意のある stemcell により、ディレクタによって作成された VM 上で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Cloud Foundry Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-4964
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-4964
更新履歴

  • [2017年05月10日]
      掲載