【活用ガイド】

JVNDB-2014-005644

複数のシーメンス製品における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Siemens SIMATIC WinCC の WinCC サーバ、SIMATIC PCS 7、および TIA Portal には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SIMATIC PCS 7 7.1 から 7.1 SP4
  • SIMATIC PCS 7 8.0 から 8.0 SP2
  • SIMATIC PCS 7 8.1
  • SIMATIC WinCC (TIAポータル) 7.0 から 7.0 SP3
  • SIMATIC WinCC (TIAポータル) 7.2 Update 9 未満の 7.2
  • SIMATIC WinCC (TIAポータル) 7.3 Update 2 未満の 7.3
  • Totally Integrated Automation ポータル 13 Update 6 未満の 13

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパケットを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8551
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8551
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-14-329-02
更新履歴

  • [2014年11月27日]
      掲載