【活用ガイド】

JVNDB-2014-003677

IPython Notebook における任意のコードを実行される脆弱性

概要

IPython Notebook は、websocket リクエストのオリジンを検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IPython development team
  • IPython Notebook 1.2.5 未満の 0.12 から 1.x

想定される影響

第三者により、カーネル ID の情報および巧妙に細工されたページを利用されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IPython development team レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3429
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3429
  2. 関連文書 : One Weird Kernel Trick
  3. 関連文書 : MGASA-2014-0320
更新履歴

  • [2014年08月08日]
      掲載
    [2015年06月09日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0320) を追加