【活用ガイド】

JVNDB-2013-003338

IBM WebSphere Application Server などの製品で使用される Apache Geronimo における任意のコードを実行される脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server (WAS) およびその他の製品で使用される Apache Geronimo の JMX Remoting 機能は、RMI クラスローダを適切に実装しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Geronimo 3.0.1 未満の 3.x
IBM
  • IBM WebSphere Application Server Community Edition 3.0.0.3

想定される影響

第三者により、JMX コネクタを使用され、巧妙に細工されシリアル化されたオブジェクトを送信されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1777
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1777
更新履歴

  • [2013年07月16日]
      掲載