【活用ガイド】

JVNDB-2013-002866

IBM WebSphere Portal における CRLF インジェクションの脆弱性

概要

IBM WebSphere Portal には、home substitution (別名 uri.home.substitution) が有効になっている場合、CRLF インジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Portal 6.1.0.3 CF26 未満の 6.1.0.x
  • IBM WebSphere Portal 6.1.5 CF26 未満の 6.1.5.x
  • IBM WebSphere Portal 7.0.0.2 CF21 未満の 7.0.0.x
  • IBM WebSphere Portal 8.0.0.x から 8.0.0.1 CF5

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、任意の HTTP ヘッダを挿入される、および HTTP レスポンス分割攻撃 (HTTP Response Splitting Attack) を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2950
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2950
更新履歴

  • [2013年06月05日]
      掲載

公表日2013/05/28
登録日2013/06/05
最終更新日2013/06/05