【活用ガイド】

JVNDB-2013-002491

phpMyAdmin における任意のコードを実行される脆弱性

概要

phpMyAdmin には、SaveDir ディレクトリが構成される場合、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 3.58 未満の 3.5.x
  • phpMyAdmin 4.0.0-rc3 未満の 4.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、エクスポートファイルのファイル名に二重拡張子を使用されることで、Apache HTTP Server にそのファイルを実行可能なファイルであると解釈させることができるため、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Mandriva, Inc. Novell The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3239
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3239
  2. 関連文書 : MGASA-2013-0133
更新履歴

  • [2013年04月30日]
      掲載
    [2013年05月27日]
      ベンダ情報：Mandriva, Inc. (MDVSA-2013:160) を追加
    [2013年07月08日]
      ベンダ情報：Novell (openSUSE-SU-2013:1065) を追加
    [2013年11月25日]
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-6928) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-6977) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-7000) を追加

公表日2013/04/24
登録日2013/04/30
最終更新日2013/11/25