【活用ガイド】

JVNDB-2013-001857

stunnel における任意のコードを実行される脆弱性

概要

stunnel は、CONNECT プロトコルネゴシエーションと NTLM 認証が有効である場合、整数変換を正しく実行しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


stunnel
  • stunnel 4.21 から 4.54

想定される影響

リモートのプロキシサーバにより、バッファオーバーフローを誘発する巧妙に細工されたリクエストを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2664
stunnel レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1762
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1762
  2. 関連文書 : MGASA-2013-0097
更新履歴

  • [2013年03月19日]
      掲載
    [2013年04月23日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0714) を追加
    [2013年06月18日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2664) を追加
    [2014年03月28日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2013-0097) を追加