【活用ガイド】

JVNDB-2013-001827

Adobe Reader における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Reader は、サンドボックスへの侵入に関連して、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CanSecWest 2013 の Pwn2Own コンペティションにおいて実証されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Reader XI (11.0.02)

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux Novell アドビシステムズ レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2549
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2549
  2. 関連文書 : Pwn2Own 2013
更新履歴

  • [2013年03月15日]
      掲載
    [2013年03月19日]
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加
    [2013年05月22日]
      ベンダ情報:アドビシステムズ (APSB13-15) を追加
      ベンダ情報:富士通 (アドビ システムズ社 Adobe Reader の脆弱性に関するお知らせ) を追加
    [2013年06月17日]
      ベンダ情報:Novell (SUSE-SU-2013:0809) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0826) を追加
    [2013年11月07日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201308-03) を追加