【活用ガイド】

JVNDB-2013-001009

Perl の Locale::Maketext の実装における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Perl の Locale::Maketext の実装の Maketext.pm 内の _compile 関数は、角括弧表記のコンパイルの際に、バックスラッシュおよび完全修飾メソッド名を適切に処理しないため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The Perl Foundation
  • Perl 5.17.7 未満

想定される影響

攻撃者により、ユーザから変換文字列が受け渡されるアプリケーションへの巧妙に細工された入力を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #695224
Foswiki The Perl Foundation TWiki オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6329
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6329
  2. 関連文書 : MGASA-2013-0032
更新履歴

  • [2013年01月08日]
      掲載
    [2013年05月27日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-6329 Code Injection vulnerability in Perl) を追加
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-6329 Code Injection vulnerability in Perl 5.8) を追加
    [2016年02月16日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0685) を追加
      参考情報:関連文書 (MGASA-2013-0032) を追加