【活用ガイド】

JVNDB-2012-003297

Wireshark の NFS dissector におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Wireshark の NFS dissector 内の epan/dissectors/packet-nfs.c には、サービス運用妨害 (ループおよび CPU 資源の消費) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Wireshark
  • Wireshark 1.4.14 未満の 1.4.x
  • Wireshark 1.6.9 未満の 1.6.x
  • Wireshark 1.8.1 未満の 1.8.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパケットを介して、サービス運用妨害 (ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project Wireshark オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4049
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4049
更新履歴

  • [2012年07月26日]
      掲載
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報：openSUSE (openSUSE-SU-2012:0930) を追加
    [2012年09月24日]
      ベンダ情報：オラクル (Multiple vulnerabilities in Wireshark) を追加

公表日2012/07/22
登録日2012/07/26
最終更新日2012/09/24