【活用ガイド】

JVNDB-2012-002659

Siemens WinCC の Web アプリケーションの XPath 機能における設定を読まれる脆弱性

概要

Siemens WinCC の Web アプリケーションの XPath 機能は、パラメータ内の特殊文字を適切に処理しないため、設定を読まれる、または変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SIMATIC WinCC (TIAポータル) Update 2 未満の 7.0 SP3

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された URL を介して、設定を読まれる、または変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2596
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2596
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-158-01
更新履歴

  • [2012年06月12日]
      掲載