【活用ガイド】

JVNDB-2011-002490

Mac OS X 上で動作する Apple Safari の SSL 実装における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Mac OS X 上で動作する Apple Safari の SSL 実装は、X.509 証明書の処理中に、初期化されていないメモリ領域へアクセスすることにより、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 5.1
  • Apple Mac OS X v10.6.8
  • Apple Mac OS X Server v10.6.8

想定される影響

リモート Web サーバにより、巧妙に細工された証明書を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT5000
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3231
参考情報

  1. JVN : JVNVU#585859
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3231
更新履歴

  • [2011年10月25日]
      掲載