【活用ガイド】

JVNDB-2011-001682

複数の IntelliCom 製品の cgi-bin/read.cgi における任意のコードを実行される脆弱性

概要

IntelliCom NetBiter NB100 and NB200 プラットフォーム上で稼働する、複数の IntelliCom 製品の cgi-bin/read.cgi には、 任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2009-4463 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IntelliCom Innovation AB
  • Netbiter Easy Connect EC150
  • Netbiter Modbus RTU - TCP Gateway MB100
  • Netbiter Serial Ethernet Server SS100
  • Netbiter webSCADA WS100
  • Netbiter webSCADA WS200

想定される影響

リモート認証されたユーザは、config.html の 2.conf アクションを使用し、ロゴページの GIF イメージファイルを当該コードを含むファイルに置き換える事により、任意のコードを実行される可能性があります。

対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IntelliCom Innovation AB
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4732
参考情報

  1. JVN : JVNVU#114560
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4732
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#114560
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-10-316-01A
更新履歴

  • [2011年06月06日]
      掲載