【活用ガイド】

JVNDB-2010-005317

Pulse CMS における任意の PHP コードを実行される脆弱性

概要

Pulse CMS は、以下の処理に関する不備があるため、任意のファイルを読まれるおよび任意の PHP コードを実行される脆弱性が存在します。
(1) includes/login.php によるログイン失敗に関する処理
(2) view.php への filename パラメータに関する処理
(3) view.php への block パラメータに関する処理
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


PulseCMS
  • Pulse 1.2.3 未満

想定される影響

以下の影響を受ける可能性があります。
(1) 第三者により、任意のファイルを読まれるおよび任意の PHP コードを実行される可能性
(2) リモート認証されたユーザにより、任意のファイルを読まれるおよび任意の PHP コードを実行される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PulseCMS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0988
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0988
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2010/03/26
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20