【活用ガイド】

JVNDB-2010-005037

ANDBERG VCS 上で稼動している管理 Web コンソールにおける認証を回避される脆弱性

概要

ANDBERG Video Communication Server (VCS) 上で稼動している管理 Web コンソールは、以下の予測可能なセッションクッキーを使用するため、認証を回避される、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
(1) tandberg/web/lib/secure.php
(2) tandberg/web/user/lib/secure.php
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


vsecurity
  • tandberg video communication server X4.3 未満

想定される影響

第三者により、カスタムソフトウェアアップデートを起動されることで、巧妙に細工された "Cookie: tandberg_login=" HTTP ヘッダを介して、認証を回避される、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

vsecurity
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4509
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4509
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載