【活用ガイド】

JVNDB-2010-002560

複数の VMware 製品の VMnc メディアコーデック内にあるフレーム復元機能における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の VMware 製品の VMnc メディアコーデック内にあるフレーム復元機能には、不特定のサイズフィールドを適切に検証しないため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware Movie Decoder
  • VMware Player 3.x 
  • VMware Player 2.5.x 
  • VMware Server 2.x
  • VMware Workstation 7.x
  • VMware Workstation 6.5.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたビデオファイルを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4294
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4294
  2. Secunia Advisory : SA42482
  3. SecurityFocus : 45169
  4. SecurityTracker : 1024819
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-3116
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 69596
更新履歴

  • [2010年12月27日]
      掲載