【活用ガイド】

JVNDB-2010-001169

複数の Microsoft 製品における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の Microsoft 製品には、Excel ファイルのフォーマットの解析処理に不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Excel 2007
  • Microsoft Excel 2003
  • Microsoft Office 2004 (mac_os) 

想定される影響

巧妙に細工されたスプレッドシートを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-017
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-017
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-017e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-068A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0262
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-068A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2010-07
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0262
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-016,017)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-068A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-068A
  7. Secunia Advisory : SA38805
  8. SecurityFocus : 38553
  9. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0566
更新履歴

  • [2010年03月19日]
      掲載

公表日2010/03/09
登録日2010/03/19
最終更新日2010/03/19