【活用ガイド】

JVNDB-2009-002521

複数の VMware 製品の VMnc media コーデックにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Windows 上で稼動する複数の VMware 製品の vmnc.dll の VMnc media コーデックには、ビデオコンテンツを適切に処理しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware Movie Decoder
  • VMware Player 2.5.x
  • VMware Workstation 6.5.x

想定される影響

ヒープメモリの破壊を誘発する巧妙に細工された AVI ファイルを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2628
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2628
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#444513
  3. Secunia Advisory : SA34938
  4. SecurityFocus : 36290
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2553
更新履歴

  • [2010年03月24日]
      掲載