【活用ガイド】

JVNDB-2009-002011

ZODB における任意の Python コードを実行される脆弱性

概要

Zope Object Database (ZODB) には、特定の Zope Enterprise Objects (ZEO) データベースを共有可能としている場合に ZEO ネットワークプロトコルの処理に不備があるため、任意の Python コードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Zope Foundation
  • ZODB 3.8.2 未満

想定される影響

第三者に任意の Python コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Zope Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0668
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0668
  2. Secunia Advisory : SA36204
  3. Secunia Advisory : SA36205
  4. SecurityFocus : 35987
  5. ISS X-Force Database : 52377
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-2217
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 56827
更新履歴

  • [2009年09月17日]
      掲載