【活用ガイド】

JVNDB-2009-001916

Microsoft Office Publisher におけるオブジェクトハンドラデータの計算処理に関する任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Office Publisher には、Publisher ファイル用のオブジェクトハンドラデータを正しく計算しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Publisher 2007

想定される影響

巧妙に細工されたファイルにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-030
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-030
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-030
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-195A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0566
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-195A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-17
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0566
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0013
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS09-028,029,030,031,032,033)
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA09-195A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-195A
  8. Secunia Advisory : SA35779
  9. SecurityFocus : 35599
  10. SecurityTracker : 1022546
  11. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1888
  12. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 55838
更新履歴

  • [2009年08月21日]
      掲載