【活用ガイド】

JVNDB-2008-005437

Windows 上で稼動する Skype の Internet Explorer Web コントロールにおけるクロスゾーンスクリプティングの脆弱性

概要

Windows 上で稼動する Skype の Internet Explorer Web コントロールには、クロスゾーンスクリプティングの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-0454 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Skype Technologies S.A.
  • Skype 3.6.0.244 およびそれ以前の 3.5.x および 3.6.x

想定される影響

攻撃者により、(1) "チャットにビデオを追加"、または (2) "ムードにビデオを追加" ダイアログ内の検索を通してアクセス可能な Skype ビデオギャラリーに Metacafe Pro から送信された Metacafe ムービーの Description など、不特定のメタデータフィールドを介して、Local Machine Zone に任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Skype Technologies S.A.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0583
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0583
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#794236
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載