【活用ガイド】

JVNDB-2008-004244

Microsoft Internet Explorer 5 および 6 における CRLF インジェクションの脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 5 および 6 には、CRLF インジェクションの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2004-1166 の変種またはリグレッションに起因した脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5 および 6

想定される影響

第三者により、FTP コマンド前の URL エンコードされた CRLF (%0D%0A) を含む ftp:// URL を介して、同じブラウザセッション内で、以前に確立された認証済み FTP 接続にコマンドを挿入を誘発され、任意の FTP コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1368
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1368
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載