【活用ガイド】

JVNDB-2008-003156

BrowserCRM における PHP リモートファイルインクルージョンの脆弱性

概要

BrowserCRM には、register_globals が有効になっている際、PHP リモートファイルインクルージョンの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-2689 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


BrowserCRM
  • BrowserCRM 5.002.00

想定される影響

第三者により、以下の bcrm_pub_root パラメータの URL を介して、任意の PHP コードが実行される可能性があります。
(1) pub/ 配下の kb.php
(2) pub/ 配下の login.php
(3) pub/ 配下の index.php
(4) pub/ 配下の contact_view.php
(5) pub/ 配下の contact.php
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BrowserCRM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2690
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2690
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2008/06/13
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26