【活用ガイド】

JVNDB-2008-001824

Vim における Makefile-conf テンポラリファイルの処理に関する任意のコードを実行される脆弱性

概要

Vim の src/configure.in には、Python サポートを持つビルドを使用している場合に、 Makefile-conf テンポラリファイルに意図しない所有者、権限を与える脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Vim
  • Vim 5.0 から 7.1
アップル
  • Apple Mac OS X v10.5.5
  • Apple Mac OS X Server v10.5.5

想定される影響

悪意あるローカルユーザに time window の間に Makefile-conf テンポラリファイルを変更されることにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Vim アップル
  • Apple Security Updates : HT3216
  • Apple セキュリティアップデート : HT3216
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3294
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3294
  2. Secunia Advisory : SA32222
  3. Secunia Advisory : SA31159
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2780
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2146
更新履歴

  • [2008年11月10日]
      掲載