【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2008-000049

La!cooda WIZ および LacoodaST において任意の PHP スクリプトの実行が可能な脆弱性

概要

La!cooda WIZ および LacoodaST には、任意の PHP スクリプトの実行が可能な脆弱性が存在します。

株式会社システム・コンサルタンツが提供する La!cooda WIZ および株式会社スペースタグが提供する LacoodaST は、スケジュール管理、行動計画表、会議室予約等の機能を備えたグループウェアです。La!cooda WIZ および LacoodaST には、悪意ある利用者が任意の PHP スクリプトを La!cooda WIZ や LacoodaST サーバ権限で実行可能な脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:片桐 弘敬 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


システム・コンサルタンツ
  • La!coodaWIZ 1.4.0 およびそれ以前
スペースタグ
  • LacoodaST 2.1.3 およびそれ以前

想定される影響

任意の PHP スクリプトを実行された結果、サーバ内のファイルが漏洩したり、削除されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
ベンダが提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
詳しくはベンダが提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

システム・コンサルタンツ スペースタグ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3737
参考情報

  1. JVN : JVN#53886050
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3737
  3. Secunia Advisory : SA31582
  4. Secunia Advisory : SA31574
  5. SecurityFocus : 30791
  6. ISS X-Force Database : 44594
  7. JVN iPedia (English) : JVNDB-2008-000049
更新履歴

  • [2008年09月01日]
      掲載