【活用ガイド】

JVNDB-2007-003304

OpenEMR の interface/globals.php における任意のプログラム変数を上書きされる脆弱性

概要

OpenEMR の interface/globals.php は、(1) POST および (2) GET superglobal 配列上の演算抽出に関する処理に不備があるため、任意のプログラム変数を上書きされる、およびその他の不正な操作を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 複数
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenEMR
  • OpenEMR 2.8.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、任意のプログラム変数を上書きされる、および以下のような不正な操作を実行される可能性があります。
(a) custom/import_xml.php の srcdir パラメータを介して、リモートファイルインクルーション攻撃を実行される
(b) interface/login/login_frame.php の rootdir パラメータを介して、クロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃を実行される
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenEMR
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0649
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0649
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載