【活用ガイド】

JVNDB-2007-003008

scponly における任意のファイルを実行される脆弱性

概要

scponly には、セキュリティ制限を回避される、および任意のファイルを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 3.0 4.6 およびそれ以前

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、-F および -o オプションで OpenSSH に実装されているように scp を呼び出されるされることで、セキュリティ制限を回避される、および任意のファイルを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6415
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6415
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載