【活用ガイド】

JVNDB-2007-002208

Prefork MPM モジュールを含む Apache httpd におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Prefork MPM モジュールを含む Apache httpd には、サービス運用妨害 (DoS) になる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.0.59 および 2.2.4

想定される影響

ローカルユーザにより、以下の方法でワーカープロセス内で実行された特定のコードシーケンスを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
(1) 全ワーカープロセスを kill し、代わりを生成させることを制限することでリクエスト処理を停止する
(2) マスタプロセスを任意の大量のワーカープロセスに実行させることでシステムをハングさせる
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コード・インジェクション(CWE-94) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3303
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3303
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載