【活用ガイド】

JVNDB-2026-000074

WPS Officeで使用される名前付きパイプに対するアクセス制御不備の脆弱性

概要

WPS株式会社が提供するWPS Officeには、バックグラウンドで動作し一定の機能を提供するサービスプログラムが含まれています。このサービスプログラムは、名前付きパイプを使ってWPS Officeに含まれている他のプログラムと通信します。
これらプログラム間の通信で使われる名前付きパイプには適切なACLが設定されておらず、管理者権限を持たない一般ユーザがアクセス可能です。
  • 危険なメソッドや関数に対する不適切な保護(CWE-749)- CVE-2018-6400

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ラック 飯田 雅裕 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.5 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 低
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
影響を受けるシステム


WPS
  • KINGSOFT PDF Pro Ver.11.2.0.10715およびそれ以前
  • WPS Cloud Ver.11.2.0.10715およびそれ以前
  • WPS Cloud Pro Ver.11.2.0.10716およびそれ以前
  • WPS Office2 (2020年版)Ver.11.2.0.10707およびそれ以前
  • WPS Office2 (2025年版)Ver.11.2.0.10715およびそれ以前

想定される影響

管理者権限を持たない一般ユーザーによって、SYSTEM権限で任意のプログラムを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

WPS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-6400
参考情報

  1. JVN : JVN#14434132
更新履歴

  • [2026年05月14日]
     掲載