【活用ガイド】

JVNDB-2025-000111

SwitchBot製スマートテレビドアホンに利用可能なデバッグ機能が存在している脆弱性

概要

SwitchBotが提供するスマートテレビドアホンには、次の脆弱性が存在します。
  • 有効なままのデバッグ機能(CWE-489)- CVE-2025-64983
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき発見者からIPAへ報告され、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.0 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): 隣接ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 低
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性の影響 (VC): 高
  • 完全性の影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
影響を受けるシステム


SwitchBot
  • スマートテレビドアホン ファームウェア バージョン 2.01.078より前

想定される影響

隣接ネットワーク上からTelnetで接続され、当該製品に不正にログインされる可能性があります。
対策

[ファームウェアをアップデートする]
当該製品の親機と子機のファームウェアを更新してください。
開発者はファームウェアの自動アップデートを配信しています。
ベンダ情報

SwitchBot
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-64983
参考情報

  1. JVN : JVN#67185535
更新履歴

  • [2025年11月26日]
      掲載