【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-000038

アップデートナビにおける意図しないエンドポイントとの通信を拒否しない脆弱性

概要

富士通クライアントコンピューティング株式会社が提供するアップデートナビには、次の脆弱性が存在します。
  • 意図しないエンドポイントとの通信を拒否しない(CWE-923)

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ラック 吉越 舟 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ローカル
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 低
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性の影響 (VC): なし
  • 完全性の影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
影響を受けるシステム


富士通クライアントコンピューティング株式会社
  • アップデートナビ V1.4 L10からL33まで
  • アップデートナビ インストールサービス Service 1.2.0091から1.2.0125まで

想定される影響

ユーザー権限を取得したローカルの攻撃者によって、悪意あるデータを送信された場合、任意のレジストリを書き換えられたり、任意のコードを実行されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、アプリを最新版へアップデートしてください。
当該製品が起動していて、インターネットに接続している場合は自動アップデートが適用されます。
ベンダ情報

富士通クライアントコンピューティング株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-35978
参考情報

  1. JVN : JVN#17860456
更新履歴

  • [2025年06月12日]
      掲載