【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-000032

メールフォームプロCGIにおけるエラーメッセージによる情報漏えいの脆弱性

概要

シンクグラフィカが提供するメールフォームプロCGIのクーポン機能には、次の脆弱性が存在します。
  • エラーメッセージによる情報漏えい(CWE-209)- CVE-2025-41441

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 東内 裕二 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v4 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): 存在
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): なし
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性の影響 (VC): 低
  • 完全性の影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): なし
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
影響を受けるシステム


シンクグラフィカ
  • メールフォームプロCGI 4.3.4より前のバージョン

クーポン機能を利用している場合にのみ、本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

遠隔の第三者によって、クーポンコードを取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

シンクグラフィカ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-41441
参考情報

  1. JVN : JVN#39546799
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-41441
更新履歴

  • [2025年05月26日]
      掲載
  • [2025年05月27日]
      概要:画像を更新