【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2025-000005

EXIF Viewer Classicにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Rodrigue(旧Kakera)が提供するEXIF Viewer ClassicはGoogle Chrome用拡張機能です。
EXIF Viewer Classicには、EXIFメタデータの取り扱い不備に起因するクロスサイトスクリプティング(CWE-79)の脆弱性が存在します。
本脆弱性はバージョン2.3.2および2.4.0に対して報告されました。開発者によると、その後のバージョンでは全体的にコードを改訂しており、現在の最新バージョン3.0.1では本脆弱性の影響を受けないとのことです。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 東内 裕二 氏
      森田 浩平 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Rodrigue
  • EXIF Viewer Classic 2.4.0およびそれ以前のバージョン

想定される影響

画像データに含まれる細工されたEXIFメタデータを処理すると、ウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Rodrigue
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-23362
参考情報

  1. JVN : JVN#05508012
更新履歴

  • [2025年1月27日]
     掲載