【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000089

WindLDRおよびWindO/I-NV4おける重要な情報の平文保存の脆弱性

概要

IDEC株式会社が提供するWindLDRは、PLCプログラミングソフトウェアです。また、WindO/I-NV4はプログラマブル表示器の作画ソフトウェアです。
WindLDRおよびWindO/I-NV4には、重要な情報の平文保存(CWE-312)の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社トインクス 目黒 有輝 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IDEC株式会社
  • WindLDR Ver.9.1.0およびそれ以前
  • WindO/I-NV4 Ver.3.0.1およびそれ以前

想定される影響

プロジェクトファイルを入手した攻撃者によって、PLCまたはプログラマブル表示器のユーザー認証情報を取得される可能性があります。結果として、PLCおよびプログラマブル表示器を乗っ取られることで、PLCおよびプログラマブル表示器を操作されたり、停止されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。
・WindLDR Ver.9.2.0
・WindO/I-NV4 Ver.3.1.0
ベンダ情報

IDEC株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-41716
参考情報

  1. JVN : JVN#08342147 
更新履歴

  • [2024年08月29日]
      掲載