【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000076

SDoPにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

SDoPには、入力データの取り扱い不備に起因するスタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:NTTセキュリティホールディングス株式会社 川古谷 裕平 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.0 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Philip Hazel
  • SDoP 1.11 より前のバージョン

想定される影響

当該製品のユーザが、特別に細工されたXMLファイルを処理するよう誘導された場合、ユーザの環境で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正するコミットをバージョン1.11として追加しました。
ベンダ情報

Philip Hazel
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-41881
参考情報

  1. JVN : JVN#16420523
更新履歴

  • [2024年07月29日]
      掲載